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2024/12/05
論文がSmart Health誌に掲載されました
博士課程3回生の清水博己さん、修士卒業生の齋藤貴允さん、樫山潮音さんによる論文「Differences in gait parameters between supervised laboratory and unsupervised daily assessments of healthy adults measured with an in-shoe motion sensor system」がSmart Health誌に掲載されました。
本研究では、健常成人を対象に、靴内モーションセンサーを用いて「監視下の実験施設内」と「非監視下の日常生活」における歩行を評価しました。
実験施設内の歩行では、速度や足関節底背屈角度などのパラメータが高値を示し、直線的で障害物のない環境や観察者の存在が影響を与えていることが確認されました。一方、日常生活における歩行では、外回し距離や足角などのパラメータが高値を示し、複雑な環境や多様な状況に適応していることが明らかになりました。
本研究は、靴内モーションセンサーを活用した日常生活での歩行評価の重要性を示しており、疾患の早期発見、リハビリテーション計画、転倒予防策の開発において実用的な知見を提供しました。
本研究にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。