修士卒業生の河野知佳さんの論文「Incidence and characteristics of elbow injury in Japanese youth baseball players: Comparison between 2011 and 2021」がOrthop J Sports Med誌に掲載されました。
本研究は2011年に卒業生の行武大毅さんが行った研究と10年後の2021年の結果を比較した研究です。
この間、京都府スポーツ少年団では野球肘を減らすさまざまな取り組みを行っており、肘の痛みを訴える選手の割合は減っております。しかしながらリスクチェックリストを用いた調査では「体の柔軟性」「疲労」「レギュラー選手」において肘の痛みを訴える選手が多いという結果となり､今後も継続して対策する必要はあります。
本調査に御協力頂きました､京都府スポーツ少年団ならびに田布幸信さんには深く感謝します。
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/23259671231200844?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%20%200pubmed